はじめまして、
「コンカズ」と申します。
イギリス ( ロンドン) 在住22年 (2021年現在)。元々は音楽活動をしていましたが、途中で指に大ケガを負い、活動を断念。
現在はロイアルアカデミーという都心の美術館でギャラリーアテンダントの仕事 + 陶芸家のカミさんのサポートをしながら、二人の子供と家族四人で暮らしています。
このブログは、留学していようが、日本国内にいてようが、引きこもりで部屋の中でプスプスとくすぶっていようが、会話の相手なしで英語のスピーキング力を上達させることができる、
「独り言英語」/ “Soliloquy in English”
を生活の中に習慣として取り入れることによって、読者の英語力を確実に日常会話レヴェルまで持っていくことを目的としています。
おいおい、ちょっと待て! オマエ「独り言英語」なんて言いながら、自分は海外に住んどるやんけ!自分が英語話せるようになったのは、単純に英語を話せる環境にいたからと、ちゃうんかい?
はい。ある時点からは、そうとも言えます。しかしながら、この「ある時点」に辿り着くまでには、それ相当の努力と、試行錯誤と、自信喪失の繰り返しを経験してきました。
海外に住んでいるからと言って、常に人と接しているわけではありませんし、1日の中で行われる人間同士のやりとりなんて、それこそ受け身でいたら、ほとんど内容もない片言を数回交わすだけで、終わってしまいます。
「独り言英語」にたどりついた経過
まずはじめに、日本に住んでいて、留学を目指している方が結構いらっしゃると思うのですが、留学したからといって英語がペラペラになるわけではありません。
僕自身、3年以上もイギリスで過ごした後に、ほとんど英語が話せずに帰国していった日本人を何人も見てきています。
逆に最近では、YouTubeなどで日本国内にいながらオンラインレッスンなどを通して英語を学んだ人が、結構な英語レヴェルでしゃべっているのを見て驚かされたりします。
僕も、初めは留学という形でイギリスに渡ってきたのですが、さっさと英語を話せるようになって、ネイティヴの人たちとバンドを組むのが目的だったので、一番下の基礎レヴェルからスタートした、語学学校での自分の成長スピードに不満を感じていました。
毎年が迫り来るビザの期限との睨み合いだったんで…
留学してたところで、1日に会話する時間なんてすごく限られてるし、生活していくためのバイト (日本料理のレストラン) にたくさん時間は取られるし…
ある程度時間が経って、外国人同士だったら、不恰好ながらもなんとかコミュニケーションがとれるようになっていったわけですが、いつもしゃべっている量が多いのは相手の方。
ネイティヴのスピードには到底ついていけず… Gueeeeerrrr!!!
「なんとかこの状態を打開できる方法はないか?」
「なんかもっと… 考えたことがスラッと、英語で口から出てくるようになる方法はないんか?」
と色々考えていたところ、
「結局は、英語で話そうとトライしてみた数で全ては決まるのではないか?」
と言う考えにたどり着きました。
そこで、思いついたアイデアが 『独り言』で英語を話すこと。
「独り言英語」の効果は?
自らが開発したこの「独り言英語」…
ひょっとしたらこれって、ちょっとした発明なんちゃうん?
と、当時は思いましたが、蓋を開けてみると、このやり方を思いついたのは全然自分が最初ではありませんでした…。w
先駆者や実践してる人達、実はウヨウヨいてはります。
ハァ〜 ガックリ… と思いきや、かなりの人がこの方法を推奨しているってことは、裏を返せば「効果アリの裏付け」ってことになります。
この方法で、毎日コツコツと続けていったところ、約半年の間に、1番下のビギナーレヴェルから、間の3つのレヴェルをスルッと走り抜け、アッパーインターミディエイト(上級レヴェルの一個下)まで上り詰めることに成功。
結論を言わせてもらうと、「独り言」で英語のスピーキングを実践しくことによって、「英語で話す」という作業の前に必ず通過しなければならない過程である、「英語で考える」と言うという部分がすごく鍛えられるのです。
「独り言英語」については以下のブログ記事でさらに詳しく述べています。
最後に…
この「独り言英語」は、「英語で考えて、英語で話す」という能力の向上には最適と僕は断言できますが、残念ながら、ボキャブラリーアップや、ヒアリング能力を向上させる部分はカバーしていません。
これらを他のメディア(YouTubeなどのオンライン英会話やニュース)やマテリアル(英語の本)などを通して、別途に学習してもらって、その結果を『独り言英語』の実践に取り入れながらやっていく、という形がベストになります。
このブログにアクセスしてくれた皆さんが『独り言英語』を習慣として一日の中に取り入れることによって、自信を持って英語を話せるようになり、また、世界の場で活躍するきっかけになったとしたら、すばらしいです。
語学習得の道に終わりはありません。
お互い頑張っていきましょう!
コンカズ