どうも。コンカズ (@konkazuk) と申します。
夏の間、イギリスから家族で一時帰国していたのですが、日本滞在期間中に、少しでも息子(14歳)に大好きなバレーボールをプレイさせてあげたい!ということで、カミさんが実家の和歌山で、短期でも練習に参加させてくれるところをGoogle検索。
すると、めちゃめちゃラッキーなことに、和歌山市のバレーボールコミュニティー「ユナイテッド和歌山」の中学生の練習に混ぜてもらうことができました。
というわけで、今回はその貴重な体験のレポート記事となっております。
とにかくスゴイ!「ユナイテッド和歌山」
「ユナイテッド和歌山ユース」は、中学生を対象に2022年に立ち上げられた、子供たちが楽しみながらバレーボールの技術を向上させることを目的とした、学校の部活動外のチームコミュニティ。
ほんの少人数から始まったようですが、現在ではかなりの人数が参加しています。
創立してからまだそこまで年月が経っていないにも関わらず、ここまで人が集まってくる理由は、今回練習に参加させていただいて「ああ、なるほど!」と思いました。
その理由はと言うと…
それぞれのスタッフが情熱を持って子供達を指導しているのと、きびしい練習の中にも常に「楽しめる要素」が組み込まれている!
といったところでしょうか。
本格的な練習に入る前に行われるストレッチや筋トレの一つ一つには、子供たちのチャレンジ精神をくすぐる「一風変わったゲーム感覚」が巧みに取り入れられており、みんなの笑顔が絶えません。
このやり方だと、プレイするのに必要な筋肉が楽しみながら自然と身についてしまいます。
ちなみにウチの息子の T.K は、日曜の練習以外に、土曜日の女子バレーの部にも「オス一匹」で参加させていただいたのですが (笑)、はじめは緊張でガチガチ状態だったにも関わらず、優しいスタッフが常に面倒を見てくれて (時には男子バレーの子をわざわざ招いてくれて!)かなり助けられました。
中学校に入ったはいいけど、「バレーボール部がない」または「バレーボール部はあるけど、どうも指導者がイケてない」、「練習時間が少ない」などの理由で、不完全燃焼のお子さんを抱えている親は「ユナイテッド和歌山ユース」を要チェックです!
コーチ勢の配慮が行き届いている!
今回の参加で驚いたのが、サーブ、レシーブ、スパイクと、ユナイテッドの子供達ほぼ全員のスキルが安定していること。
バレーボールは、スピードをともなう連携プレーの連続で、個人個人のスキルが一定のレベルに達していないと、チームとして楽しむことが難しいスポーツではあります…
が、ユナイテッド和歌山ユースのスタッフメンバーの方々は「これでもかっ!」というレベルで一人一人に丁寧に指導してくれるので、何の心配もありません。
学校の部活動の場合、恐らく担当の先生が1人いて、ラッキーならコーチがもう1人ついているというのが通常だと思います。
そのため、子供たち一人一人のレベルに合わせて指導するのは難しいですが、ユナイテッド和歌山では常に複数のスタッフ(上の写真以外にもいます)がいるうえ、時には現役高校生のバレーボール選手も招いて練習に取り組んでいるため、さまざまなレベルの子供たちに同時に対応することが可能です。
ウチのT.K.もスパイクの際の打点の位置、腕の振り下ろし方、打つ前の溜めるタイミングなど、細かいところまでアドバイスをいただいて、かなりのインスピレーションを受けていました。
というわけでとにかく熱気ムンムンです。
スタッフの情熱が子供達にも確実に伝わっていて、この7時−9時の猛練習が週の楽しみになっているのが手にとってわかります。
この「優しくて厳しい」が「楽しさ」につながっていて、健康的な汗を流すサイクルが作られています。
「ユナイテッド和歌山」を応援しよう!
さて、練習中に気になったことの1つが、彼ら彼女らが来ているユニフォーム。
よく見てみると、「ユナイテッド和歌山ユース」を応援しているスポンサーの名前がユニフォームの至る所に綴られています。
スポンサー関連の事情は僕にはよくわかりませんが、「和歌山ユナイテッド」の子供たちがこれから大会に出場して活躍していくことを考えると、遠征費用なども必要となってくると思います。
残念ながら現時点でのスポンサー申し込み期間は終わってしまっているようですが、今後和歌山ユナイテッドの子供たちの将来に貢献することに興味がある方は、こちらのFacebookも要チェックです。
👉 UNITED WAKAYAMA
というわけで今回の記事は以上となりますが、最後に、ウチのT.K.に貴重な体験をさせてくれた、日置さん率いるスタッフの皆さん、OB+OGの皆さん、そして笑顔が素晴らしいユースチームの選手の皆さんにこの場を借りて感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。
コンカズ
*この記事の英語ヴァージョンはこちらから
👉 A Valuable Experience with the United Wakayama Youth Volleyball Team