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英語で「好き」を、よく使われる9つの表現を使ってつぶやいてみよう!《英語汁 第17号》



どうも コンカズ (@konkazuk) です 。

今回のテーマは、「自分の好み」についてです。

友達同士の日常会話の内容なんて、基本はコレに尽きるのではないのでしょうか?


というわけで、ここでは、この会話の要となる「好み」の英語表現のうちの、「好き」に照準をしぼって進めていきます。


どれも普段からよく使われる表現なので、これらが自然に “スラッ” と口から出てくるようになるためにも、“独り言英語” でブツブツと鍛えていきましょう。

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「好き」の英語表

image by Heather Ford


例文は、必ず声に出して読んでいってください。そしてその後は、自分でも頭の中で文章を作ってつぶやいてみましょう。

like  〜が好きだ

もっとも一般的に使われる「好き」の表現ですね。

英語教育が早くから始まる日本の今のこの時代、”like” はもう小学校の低学年の子供たちでも知っているレヴェルなのかもしれません。

しかしながら、英語を声に出して話すことにためらいを感じる人達にとっては、こういう易しいものから日常生活にブチ込んでいくのが、一番です。

と言うことで、さっそく例文を見ていきます。

I like it. 

( like it → ライキット *「ト」は無声音で、マッチを擦るような音。 )


I like orange juice.

( orange → 「オレンジ」ではなくて、「オゥリンジ」と発音。 )


I really like your new jacket.

( like your → ライキョオア )


I like dogs.

( 一般的に何かを好きな時は、複数形を使う。)


I do like the design.

( “do” を前に置くことによって、”like” を強調している。 )


I like that! 

(イギリスでよく使われる表現で、”that” は、人のアイデアや、話全体を指す。)

とまあこんな感じですかね。


“like” に関して覚えておくことは、「〜することが好きだ」と言う際に、likeの後に動名詞が続くことですかね。



I like shopping.


I like playing table tennis.

( スポーツの名前の前は、基本的に無冠詞。 )


I like playing the guitar.

( 楽器の前は、”the” をつけます。 )

love  〜が (めちゃめちゃ) 好きだ

love” もよく使われる「好き」の表現です。

日本語の「愛している」の表現に、ちょっと ”重たい“ イメージをもってしまっている人の中には、ひょっとしたら、”love” という単語をカジュアルに使うのをためらう人もいるかもしれませんが、全然そんなことありません。


image by Sandy Millar



単に程度の問題なんで、何かを「めちゃめちゃ好きだ」って時は、迷わず “love” を使っていきましょう。


I love her voice.


I love Korean food.


I love shopping. 

( 気持ちはわかりますが、恐ろしいセリフですね。)

I love their new album.

“love” も ”like” の場合と同様に 「〜することが好きだ」と言う際には、動名詞が続きます。



I love watching movies.

I love walking through the park on a sunny day.

(have a) liking for  〜が好きだ

「〜が好きだ」の表現で意外に日本人に知られていないのが、この “have a liking for 〜” ではないでしょうか?

この ”like” に ”ing” をつけて名詞の形にすると、”taste” や ”fondness” または “love” と同じような扱いになって、「好感」あるいは、「愛着」の意味で使うことができます。



I have a liking for rockabilly music.

My friend’s liking for horror movies is making them feel worried.

My father showed his liking for German beer.

be into  〜にハマっている

“好き表現” のうちの一つで、日本語のニュアンスでは、「〜にハマっている」、「〜に夢中だ」という感じになります。

この “be into 〜” も、かなりの頻度で使われるので押さえておきましょう。「好き度」から言えば、”love’ に近い感じですかね。

I’m into playing volleyball now.


I’m really into this project.

I’m really into African music.


I’m really into writing blog posts.



とまぁ、こんな感じでしょうか。ご覧の通り、結構な頻度で “really” が一緒に使われます。



例文にならって、自分が今ハマっている物事を声に出してつぶやいてみましょう。

be mad/crazy about  〜に夢中だ

はい。これも何かを「めちゃめちゃ好きだ!」って時に使う表現ですね。


「〜に夢中だ」って日本語訳以外にも、よく「気が狂いそうなほど〜が好きだ」と訳されているのを見かけますが、個人的には「〜に対して気が狂っている」でオッケーだと思います。w



My son is crazy about playing Minecraft.

( crazy → 「クレイジー」ではなくて、「クゥレイズィー」/ “r” の発音の前は思いっきり口をすぼめましょう。) 

I’m mad about collecting jazz records.


I’m crazy for her.

( 人に夢中の場合は “for” を使います。)


My dog was crazy about sniffing female dog’s butt.

fancy, have a fancy for  〜を好む

fancy ~” (動詞) は “like” と同じような扱いですね。意味としては「個人的な好み」という印象があります。

一方で、”have a fancy for ~” の” fancy” は名詞扱いなので、先程の “liking” と同じような感覚で使っていただいたらオッケーです。

Do I really fancy going out tonight?

( fancy →「ファンシー」ではなくて「ファンスィー」と発音。)


I fancy her.

I have a fancy for red wine.

I have a fancy for country blues records.

ア! ア! ア! 声出してますか?

favourite  お気に入りの

名詞、または形容詞の形で使われる表現ですね。


My favourite subject was art and science.

My favourite colour is blue.

be fond of  〜を好む

「〜が好きだ」という意味に変わりはないのですが、“like” との違いを日本語で表現するとなると、ちょっとトリッキーですかね。w 

”like“ を「〜が好きだ」とするなら ”be fond of” のほうが微妙に、「何かに対しての強い好みを継続的にもっている」というイメージがあるので、ここでは「〜を好む」という訳にさせていただきました。


My grandfather is fond of his old stamps.

I am fond of chocolate.

My cousin is fond of fishing.

prefer  〜を好む

何かと比較する時に使われる「好む」の表現ですね。

prefer A to B” の形で「BよりもAの方が好みだ」という意味になります。

気をつけて欲しいのが、何かを説明しているときに、このAの部分が長くなると、ついつい “prefer“ の形を使っていたのを忘れてしまい、”to” の代わりに、うっかり “than” を使ってしまう傾向がある人(僕も昔はそうでした)がいるので、たくさん使って、鍛えていきましょう。



My daughter prefers outdoor sports to indoor ones.

I prefer abstract paintings to figurative ones.

I prefer going out to have some fun to watching movies at home.

I prefer rice to bread.




というわけで、今回は「好き」の英語表現でした。

ここにあげた9つの表現は、日常生活で頻繁に使われる物なので、くりかえし呟いてみることによって、自分のものにしておきましょう。



それではまた。

コンカズ

*この記事の英語バージョンは 👉 こちらから

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