英語書籍&教材オススメ

日常英会話で使えるシンプルなフレーズが詰まった本5冊を紹介!(英語は単語だけで覚えても使えません)



こんにちは。

最速で英語のスピーキング力を身につけるには「独り言」で英会話をやるのがイチバン効果的だ!と鼻息荒々で推奨しているコンカズ  (@konkazuk) と申します 。

今回の記事では、実際の英会話、そして「独り言英語」にも活用して英語脳をきたえることができる、僕自身が目を通したオススメの英語のフレーズの本を紹介しています。

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英単語の本にサヨウナラ

image by Sharon Mccutcheon

ボキャブラリーをふやすために英単語の本を買って、日々読んでるんだけど、どうもアタマに入ってこないというか、根性一本すぎるというか、ねむいというか、実は机の上でよく眠れるというか…

それはおそらくアウトプットをしていないからだと思うよ。入れたものは、少しずつ出していかないと、脳ミソの中が容量オーバーになっちゃうよ!


大抵の場合、英単語が頭にス〜ッっと入っていくのは、何かのきっかけでその単語が「キラッと特別なもの」となった時ではないでしょうか?

  • 間違えて使ってしまい、恥ずかしい思いをした時。
  • 気になるミュージシャンがインタヴューかなんかで、その単語を連発したとき。
  • 特別な機会で、その単語に出会った時。
  • ニュースなんか聞いててその単語が繰り返し登場した時。
  • そしてアウトプットをする際に、実際に使う頻度が多くて、その単語に何度もぶつかった後、などなど。



大体こんな感じやと思います。


これとは対照的に、根性で覚えた数々の英単語。

文章の中などで出くわした際に、ひょっとしたら記憶力のいいあなたは、それらの意味を覚えているかもしれません。

では、いざ会話をするとなった場合、頭に思い浮かべだその言葉を、英語で表現しようとした時に、その英単語はスラっと頭に出てきますか?



結構な量の単語が、頭の奥の届かないところでカピカピにこびりついたまま、眠っているのではないでしょうか?

だとしたら、英単語の本なんてもうやめにして、アウトプットすることによって英語を自分の生活に取り入れながら、その都度自分がわからない英単語をいちいち拾って覚えていったほうが合理的だとは思いませんか?

英単語も、会話に使えるパターンも、「フレーズ」で覚える!

image by Christina

英単語を覚えるには、アウトプットをする際に、「フレーズごと」覚えてしまうやり方が、結果的に、一番あなたの将来につながります。

フレーズというのは、簡単に言ってしまえば、「ネタ」であって「即戦力」です。

短いフレーズをたくさん覚えていくと、会話のいろんな場面に応用することができますし、なによりも日常会話で使うフレーズの中には、実際に使う英単語がたくさん含まれています。



そしてもうひとつ…



幸か不幸か、日本には「カタカナ」という存在があるために、私たちはある程度の英単語をすでに「カタカナ」という形で覚えてしまっています。


ところが、実際の英語の発音は、カタカナ発音とは違ってくるために、それらの発音に慣れてしまっている私たち日本人は、後でかなり苦労するハメなります。

この英語の発音の改善は、実際のところ、かなりの時間を要するため、焦らずにゆっくりと取り組んでいくのが一番なのですが、僕が経験した限り、日常会話の短いフレーズを使って取り組んでいく方が、つぶしていきやすいです。



というわけで、英語をフレーズでおぼえていくことには、ちゃんとしたメリットがあります。

「英単語」を独立させカタチで学習するのはやめにして、「フレーズ」を意識しながら、英語で「コミュニケーションするための学習」に切り替えましょう。

「使えるフレーズ満載」オススメの5冊!

image by Ryan Johns

ではここからは、日常生活に使える英会話フレーズがたくさん詰まったオススメの本を「5冊」みていきます。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング 森沢洋介


いやぁ、この著者の森沢洋介さん… 天才ですね。わかりやすいです。構成もすごくシンプル。

内容がどれだけよくても、デザインとか構成をみるだけでやる気が失せてしまう本って、結構あると思うんだけど、この本はとても入りやすいです。

英語脳を作り上げるにはもってこいの一冊です。


まずイントロで、なぜたくさんの人が、英語の知識はあるのに話すことができないかを論理的に、しかもわかりやすく教えてくれます。


スピーキングができるようになりたい人がここを理解するのはすごく重要なことなので、この説明は目からウロコですね。

日本人がスピーキング能力を身につけるのに、馬鹿らしいほど易しいフレーズを選んで練習することの重要性が書かれているのと同時に、頭の中で短いフレーズを作るスピードの大切さも書かれています。

これらを実践すれば、会話の際に必要とされる「反射神経」を鍛えることができますよ。


文法などの説明は他の同種の本と比べたら、最小限に抑えられており、ひたすら例文が続きます。そしてあなたが気づかない程度に、例文をこっそりと超やさしいレヴェルから、ぼちぼちレヴェルまで上げていってくれます。


これだと、アウトプットを挫折せずに続けられること間違いないです。


英会話は筋トレ 船橋由紀子


はい。続いては、船橋由紀子さんの「中2レベルの100例文だけ!1ヶ月で英語がスラスラしゃべれる。英会話は筋トレ。」

表紙のさわやかな笑顔の裏には、日本大会に出場するほどの筋トレ愛好家という、ホットな湯気が立ち込めています。

本当に1ヶ月(正確には28日間)でスラスラしゃべれるようになるかは、結局のところ本人次第だとは思いますが、内容は、初心者が続けていくのに、すごくわかりやすい構成になっております。


「100例文だけ」とタイトルにはあるものの、実際100例分の下に、毎回置き換えの5例文が更に用意されているので、正確には合計600例文となります。

…が、その辺は将来あなたの筋肉の一部になる、ということで目をつぶってやってください。w

この本の素晴らしいところは、発音に細かいところまで気が配られているところですかね。

例文ごとに、いちいち発音のコツのアドヴァイスがあるのは、かなり親切やと思います。


あとはその例文が使われる際の、バックグラウンドというか、ニュアンスみたいなことも“イメージ” セクションの部分で伝えているところも、すごくいいです。

個人的に赤(筋肉色?それとも血液?)をベースにしたページデザインは好みではありませんが、これは著者の筋肉へのオブセッションからきていると思うので、受け入れるしかありません。w


ネイティブなら子どものときに身につける英会話なるほどフレーズ100  スティーブ & ロビン・ソレイシィ


タイトルにもあるようにネイティブの子供たちが、はじめに身につけるということで、かなりやさしいフレーズがならんでいます。

おそらくここで紹介する5冊の中で一番やさしい本ですかね。


構成が 1. 赤ちゃん 2. 幼児 3. 子供  4. 10代前半  5. ティーネイジャー の順になっていて子供の成長とともに英語のレヴェルがアップしていきます。

ページをパラパラっとめくってみると、一見インプットだけの本に見えてしまいますが、そのインプットで得たものがうまく活用できるように、さりげなく作られたエクソサイズ (アウトプット) が、ニクイですね。


英語にすごく苦手意識を持っている人は、この本から始めるのがいいと思います。作者のオラオラ感がなく、ニュートラルな本なので、ストレスなしで進められますね。

あと、お子さんが生まれたら、この本で自分も学びながら教えていくってのもありやと思います。


見るだけで英語ペラペラになるA 4一枚英語勉強法 ニック・ウィリアムソン


「認知神経学の研究をベースに開発された英語学習」って… 


う〜む、カタイっ! と思わせておきながら、内容は結構アバウトですかね。w

良くも悪くも、外国人の視点から見た日本人の勉強法に対して、こうやるべきだぜ!って感じの本なので、正直「相性が合う、合わない」があると思います。


日本人が文章を組み立てるときに、「間違ってはいないんだけど文法に当てはめすぎるために、不自然に聞こえてしまう英語」を、ネイティブの視点から見て、解説してくれます。

そんでもって、“もっとシンプルな英語で大丈夫だよ。” ってことで、英文の作り方を教えてくれます。

TOEICなどの試験を受けることが学習の視野に含まれている方にとっては、正直向いていないかもしれませんが、手っ取り早く英語で話せるようになりたい、って方とは、相性が合うと思います。



⑤ 英会話ペラペラビジネス100 - ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術 スティーブ & ロビン・ソレイシィ


さぁ、最後のフレーズ本となります。


③で紹介した「ネイティブなら子どものときに身につける英会話なるほどフレーズ100」を書いた同じ著者による、ビジネス英会話のヴァージョンです。

英語を使って、実際にビジネスを将来的にたくらんでいる方は、こういったフォーマルなフレーズを覚える必要があります。



…というわけで、英会話レヴェルとしては、中級から上になりますかね。

「ビジネス」というと、堅苦しいというイメージを持つ方もいると思われますが、日本の会社員もフォーマルなしゃべり方が、自然と身についているように、社会人をやっていくのに必要なレヴェルと思っていただいてオッケーです。


こういうフォーマルな言い方って、例えばシチュエーションとして、何人かの人が込み入った話をしているけど、その中の一人とどうしても話をしなければならない場合。


こんな時に、「ちょっとごめんなさい。」”I’m sorry to bother you, but…” みたいなフレーズ

(本では “bother” が使われていますが、僕の周りでは “interrupt” が使われる方が多いですかね…)

を覚えておくと、実はフォーマルな場合じゃなくても、日常生活でポライトに話した方がいい場合って、結構あるんで、普通に役立つんですよね。



使えるフレーズがかなり詰まっているので、このレヴェルまでいきたい人には、「買い」の本だと思います。(ちなみにベストセラーです!)




というわけで5冊の英会話フレーズ本を紹介してきました。


正直どれも売れてるだけあって、キャラが濃いですね。w
 

どの本からも、作者の熱が伝わってきますが、自分の今のレベルと状況にあわせて選んでいただいて、地道にやっていけば、かなりの効果が期待できます。

結局のところ、何を習得するにも最終的にはアナタの努力次第なんで


これらの本の中に出てくるフレーズの中の英単語を覚えていけば、日常会話に使われる単語を覚えていくことになるので、ぜひともトライしていただきたいです。


みなさん頑張っていきましょう。

コンカズ

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