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イギリスの郵便投票はなぜ重要?戸別訪問(doorknocking)で重視される理由



どうも。コンカズ (@konkazuk) と申します。



地方選挙の日程が近づいてきました。リーダーのザク・ポランスキーさんの勢いもあって、僕の住むハックニーでは、ここのところ Green Party 存在感が強まっているのを肌で感じます。



そんな中、”Postal Voter” と言うフレーズをよく耳にするようになりました。


直訳すると「郵便投票者」となるわけですが、僕自身は日本人で投票権を持っていないこともあり、これまでその仕組みに特別な興味を示したことはありませんでした。



そこで、今回の記事では、 Postal Voterとは実際にどんなものなのかを調べて、分かりやすくまとめてみたいと思います。


Postal Voter とは何か?

まず、Postal Voterとは、投票所に行くのではなく、郵送で投票を行う有権者のことを指します。


イギリスでは、特にこれと言った理由がなくても、誰でも郵便投票を申請することができます。登録を済ませると、選挙前に投票用紙が自宅に送られてくる仕組みです。


この UK postal voting systemのおかげで、有権者は選挙当日に投票所へ行かなくても、自分の都合に合わせて投票することができるわけです。




つまり、Postal Voterは、

選挙日より前にすでに投票する人たち


と言い換えることもできます。


Postal Voterが選挙で重要な理由

image by johannes plenio

現在のように誰でも利用できる郵便投票制度は、2000年の制度改革によって導入された比較的新しい仕組みのようです。


この制度変更があって以来、利用者が大きく増加したこともあり、Postal Voterは現代の選挙において非常に重要な役割を果たしています。


その大きな理由の一つは、投票が早く終わることです。


郵便投票では、投票用紙が自宅に届いた後、数日以内に返送する人が多く、選挙日前にすでに投票を終えているケースが少なくありません。

つまり、

選挙当日を待たずに、すでに結果の一部が決まっている


とも言えます。


さらに、郵便投票を利用する人は一般的に投票率が高く、政治への関心も比較的高い傾向があると言われています。

こうした理由から、各政党にとって「確実に取りにいきたい票」として重視されているのです。


なぜ 戸別訪問(doorknocking) で特に重要なのか?

image by Siora Photography

というわけで、Postal Voterが選挙運動において非常に重要な存在だというのは上に述べた通りで、そのような理由から、Postal Voterは door knocking おいて特に重要なターゲットとなります。

まず、彼らを訪問するタイミングがめちゃめちゃ大事です。

投票用紙が届いた後に訪問しても、すでに投票を終えてしまっている可能性があるので、選挙運動では「投票用紙が届く直前から直後」にかけて集中的に訪問が行われます。



また、Postal Voterはすでに投票する意思がある人たちなので、効率的に票を確保できる対象でもあります。


選挙運動では、すべての有権者に同じようにアプローチするわけではなく、投票してくれる可能性が高い人に優先的に働きかけることが重要になってきます。



さらに、政党は誰がPostal Voterであるかをある程度把握しているため、そのデータに基づいて訪問先を絞り込むことができます。これによって、より戦略的で効率的な選挙活動が可能になってくるわけです。


こうした背景から、Postal Voterは door knocking において特に重要なターゲットとなります。


まとめ

image by koleida

以上のことから、Postal Voterについて理解すると、イギリスの選挙が「投票日当日だけ」で決まるのではないという事実が見えてきます。


選挙は、その前の段階からすでに始まっていて、Postal Voterはその流れの中で重要な役割を果たしているというわけなのです。




それではまた。

コンカズ

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