Music

【アフリカの音楽 その② アリ・ファルカ・トゥーレ】

Blog 020. (日本語/Japanese)

こんにちは。

コンカズ (@konkazuk) です 。

“Ali Farka Toure”

(アリ・ファルカ・トゥーレ)

という

アーティストを

みなさんご存知ですか?

アフリカは、

「マリ」

image by Peggy & Marco

という国出身の

弾き語りのミュージシャン

なのですが、

僕が初めて

彼の音楽と出会ったのは、

遠い昔の大学生の頃。

(もう20年ほども前になりますが…)

当時、

兵庫県の

尼崎に住んでいた

僕のまわりには、

ブルースにのめり込んでいる

奴らがたくさんいて、

彼らとつるんでいる間に

僕も自然と

ブルースのレコードを集めたり、

ブルースのジャムセッションに

参加したりするように

なって行ったワケなんですが、

image by Florencia Viadana

(なぜか大学の

キャンパス内には、

“ブルースコーヒー”

というタイトルで、

“ミシシッピー・ジョン・ハート” 

や、

”マディー・ウオーターズ”

“ビッグ・ビル・ブルーンズィー”

などが描かれた

缶コーヒーが売られていた!!! 

一体どんな

日本のコーヒー会社が

こんな素晴らしい企画を…? 

…ひょっとしたら、

チェリオやったかな?)

そのつるんでいたウチの一人に、

“ライトニン・ホプキンス”

と、

“ジョン・リー・フッカー”

のスタイルを、

いとも簡単に

パクってしまう

凄腕のギターリストがいて、

(アパートを立ち退いて、

いろんな所を

転々としていた

無職の彼は、

残りの持ち金が500円

となったところで、

自分がその金を

頭金にして

アパートの一室を借りるべきか、

(そんなところあるか!)

それともローソンで

冷酒を手に入れるべきかと、

image by Yu Hai

夜中に電話で

相談を持ちかけてくる

強者でもあった。

記憶にあまり残っていないが、

間違いなく

2番目の選択をした

はずである。w )

その彼に

当時薦められたのが、

今回ここで紹介させていただく、

”アリ・ファルカ・トゥーレ“

である。

しばらくの間、

聞いていなかったのですが、

最近再発売された

レコードを購入して

聞いてみたところ、

何ともイイ感じでは

あ〜りませんか。💕

ということで、

今回ここで

彼のアルバムを

3枚ほど

紹介させていただきます。

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Ali Farka Toure (1987)

“World Circuit”

というレコード会社から

リリースされた

このアルバム

image from Amazon.co.uk

が、先に述べた

冷酒 “ごろつき” ギターリスト

(敬意を込めて…)

の彼に紹介してもらった、

僕にとって初めての

”アリ・ファルカ・トゥーレ“

の音源だったわけですが…

いやぁ〜…

 あれから何年か経った

今聞いてみても、

心温まるアルバムです。

若い頃に

聞いた印象としては、

もっと

ブルース色が強かった

と思ったのですが、

実際のところは

彼の使うギターフレーズ

の節々に、

カントリーブルースの影響

が見え隠れするだけで、

今聞いてみると、

どちらかといえば

「民謡」に近い感じですね。

アメリカの黒人ブルースには、

独特の

“酒の臭い”

”売春婦の影“

“ワルさ”

”悲しさ”

”やるせなさ“

”ひねくれ“

などが漂っていて、

image by Austin Neill

夜の街や、

薄暗いバーを照らす照明

が似合う感じなのですが、

(それはそれで

カッコイイのですが)、

”アリ・ファルカ・トゥーレ“

の音楽を照らしているのは、

間違いなく太陽です。

しかも、

このアルバムは

夕方の心地よい日差し

という感じで、

”カラスが鳴くから、

お家へ帰ろう“ 的な、

image by Avid Froese

何ともリラックスさせてくれる

雰囲気を漂わせています。

ボンゴプレイヤーとのデュオ、

という編成もいいですね。

(レコーディングでは、

ボンゴ

カラバシ

 [大きなひょうたん

が使われているパーカッション] 

を彼自身が演奏しています。)

めちゃめちゃ

オススメのアルバムです!!!

Ali Farka Toure (Red album)

続いては

『RED アルバム』!!!

image from Amazon.co.uk

元々は 

”Disques Esperance” 

という、

フランスはパリの

レコードレーベルから

1984年にリリースされた

音源なのですが、

今年(2021年)の3月

にメデタイことに、

ヨーロッパで

WorldCircuitレーベルから、

レコード盤として

再発売されました。

(イェイ!)

ちなみに、

日本盤のように帯が付いていて、

親切に

歌詞カードも入ってる!

”アリ・ファルカ・トゥーレ“

の初期の音源は、

どれもタイトルがなく、

表紙に

彼の名前だけが

綴られているのみなので、

人に説明するとなると、

少々ややこしいのですが、

image by Erika Wittlieb

初販の

このアルバムのジャケット

の写真のまわりの色が、

「赤」

だったので、

”RED Album“

という名前で

判別されているようです。 

さて、

アルバムの印象ですが、

先ほどあげた

1987年のアルバムよりも

ブルース色が強い感じですかね。

彼のギタープレイの中で、

所々に、

”ジョン・リー・フッカー”

「音」

というか、

「boogie感」

が見え隠れして

カッケェーなぁ、

image from Wikipedia

と思っていたら、

なるほど

ウイキペディアや、

他のレヴューの記事で、

彼が

「アフリカの

ジョン・リー・フッカー」

と呼ばれている事実が

書かれているのを

見つけました。W

(この事に関して、

彼が憤慨している記事

(ガーディアン紙)

もありましたが… 

まぁ、アートに関して言えば、

影響を受けて

吸収したものが、

自然と

自分の作品の中に

浮き出てくるってのは

よくある事ですが、

その一部分だけつかまえて

安易に比較されるってのは、

あまり気分が良いものでは

ないってのは、

よくわかります。)

とまぁ、

そんなことは置いておいて、

シンプルに

“カッコいい”

アルバムです。

image by Hebi B

単純に、

ブルース感

(エレキギターの

ブルースのそれとは

違います。

そんでもって、

曲の構成は、全く

“12小節の形式”

ではありません念のため…)

を持っている音楽が、

英語以外の言語で

歌われているところに

“ドッキッ”

とする人も、

中にはいるのでは

ないでしょうか?

彼の

(二重に響く?)歌声

と、

パーカッションのサウンド

がシンクロして、

これがさらに

エキゾチックな雰囲気

強調しています。 

昼間の太陽の “熱”と、

“さわやかさ”が同居した、

何ともクリスピーな

アルバムです。

ALI TOURE FARKA (1977)

ミドルネームと

苗字が、

入れ替わっている

このアルバム (EP?)

は、1977年にフランスの

「Sonafric」

という、

アフリカの音楽を

専門的に取り扱う

レコード会社からリリースされた、

初期の作品のうちの一つ

個人的には、

彼の

卓越したギタープレイが聴ける、

とても美しい作品

だと思うんですが、

パーカッションが

入っていないってのと、

曲のはじめから終わりまで、

延々とバックで

フィドル?”

image by The Humantra

が演奏されている

チューンがあったりと、

少々

「ポップ感」に欠ける

部分があるため、

人によっては、

好き嫌いが出る

アルバムでもあるかと思います。

(“ウディー・ガスリー” などの、

昔の音源を、

永遠と聴ける人は、

たぶん大丈夫なはずです。

と、まぁここまで、

3枚のアルバム

を紹介してきましたが、

ポピュラーなアルバムとなると、

他に1990年の

“The River”,  

“ライ・クーダー”

と共演している、

1994年の作品

“Talking Timbuktu” 

そして

”Kora“

という楽器を奏でる、

同じ「マリ」出身の

”Toumani Diabate“

との共演が聞ける、

2010年の作品

”Ali and Toumani” 

などが上げられると思います。

が…

どうも

“The River”以降

の作品は, 

エレキギターのサウンドが 

”too much”

だったり、

“ライ・クーダー”との共演作は、

典型的な

エレキギターによる

ブルース演奏の

バックで聞かれる、

ロックスタイルの

ベースやドラムのプレイに、

Aliのかっこよさが台無し

“Tounami”との共演作は、

バリテクな

インストアルバムで、

悲しいかな、

BGMになってしまう

(全て個人的な意見です。念のため…)

などと、

何か初期の頃にあった

“わび・さび”

というか、

“マジック”

みたいなものが失われて、

あぁ、

“スターになってしまったのね”

image by Capital Dudes

という感じで、

個人的には “NG” です。 

と、

いうわけで、

最初の方に述べた、

「どれもタイトルがなく

表紙に彼の名前だけが

綴られているのみ」

の初期の頃のアルバムが、

個人的には

『オススメ』

となります。

ちなみに, 2番目に紹介した民族感あふれる「RED Album」の再発売LPレコードが下のリンクから手に入れられます。レコード好きな方は、売り切れてしまわないうちにどうぞ。

それでは、それでは。

コンカズ

*この記事の英語バージョンは 👉 こちらから

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