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【独り言英語】 ”I think” を使って自分の意見をアウトプットしていこう!《英語汁 第15号》

どうも コンカズ (@konkazuk) です 。

今回の記事では、コミュニケーションをはかる際に不可欠である「自分の意見を述べる」ための表現を見ていきます。

「〜だと思う。」に相当する英語表現は多々ありますが、とりあえずはアウトプットしていくのに、これだけ身につけておいたら大丈夫、ってのをフィーチャーしてみました。

それではいってみましょう!

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はじめは “I think” 一本だけでもオッケーです!!!

image by Tachina Lee

I think 〜

はい。自分の意思を伝えるのに一番よく使われる表現ですね。基本中の基本です…  

が!!!、毎回言うように、基本が一番大事です。

日本語訳だと、「私は〜だと思う。」間違ってはいないのですが、口語的な面から考えると「私が思うに〜だ。」の方が、頭の中で考える順番的には、しっくりくるかと思います。


実際の会話となると、”I think umm…” 「私が思うに..」という感じで、相手の注意を引くために、とりあえず切り出しておいて、ちょっと考えた後に、「〜だ。」とするケースが多々あります。


ある種の会話のテクニックですね。

次に、発音についてですが…

ここで、気になるのが “think” の “th” の音ですかね。カタカナで当たり前のように「ンク」とつづられていますが、”th” の音は「」と同じではありません。


残念ながら、この ”th” に当たる音は、日本語には存在しないのです。


しかしながら、もしこの発音がうまくできない、または、詳しく発音を学ぶのは後回しにして、先に進みたいという人のために、ここに2つほど「裏ワザ」を用意してあります。 

  • まず一つは、アフリカ系の皆さん、つまり黒人の方達の発音ですね。彼ら/彼女らのうちの大多数は “I think” を「アイ ティンク」と発音しまして、この発音は、世界的にも認識されているので、普通に使ってもらっても理解されます。
  • そしてもう一つの「裏ワザ」は、「アイ フィンク」と発音することです。”th” の代わりに “f” の音で発音するわけなのですが、これは、イギリスの「イーストロンドンなまり」、俗に「コックニー・アクセント」と呼ばれているものです。ネイティブのアクセントなので、もちろん普通に理解してもらえますよ。



というわけで、前置きが長くなりましたが、進めていきましょう。

基本的に “I think” の後には普通に文章が続きます。
「私が思うに、〜は 〜だ。」って感じですね。

さっそく例文を見ていきましょう。(必ず声に出して読んでいってください。

“I think she is lying.”

“I think he might need your help.” (need your → ニージュオ)

“I think you are calling the wrong number.”

“I think you are right.”

“I think I was wrong.”

“I think your sister is waiting for you outside the gate.”


文章の後に “I think” をくっつけることもできます。

“She has already watched the movie, I think.”

“Graham is away, I think…” (Graham → グゥレィアム)

“Sarah is Jane’s sister, I think.”


とまぁ、こんな感じですかね。今度は自分でも文章を考えて、声に出してみましょう。



ここで一つ伝えなくてはならない事があります。

”I think” は、「私が思うに…」ってことで、それは単なるあなたの意見であって、その内容は、100パーセント確かなものではありませんよね。


逆にとってみると…

100%確かな情報や、すでに決められていることを伝えるのに、”I think” は使えないということです。



例えば、火の使用が禁止されている場所なんかで、そこで雇われている警備員が


“I think umm… you are not allowed to use fire here…”

「俺が思うに〜、ここで火を使ったらダメだと思うよ。」とか、


「この店は何時に閉まりますか?」と店員に聞いたら、


“I think this shop will be… “

「私が思うに〜、この店は〜…」


なんて言い出したら、ちょっと不安になりますよね。w

というわけで、確かな情報を伝える場合は、”I think“ を入れずにキッパリと情報を伝えなければなりません。

I reckon 〜

“I think 〜” と全く同じ、と考えてもらって大丈夫です。

イギリスでは “I reckon 〜” の表現は、”I think 〜” とほぼ同じぐらいの頻度で使われます。

“I reckon this is made of wood.”


“I reckon this door lock is broken.”

初心者の方は、はじめは心の片隅にでもしまっておく程度にしておいて、“I think 〜” の表現に慣れてきたら、少しずつ手を出していくってが良いと思います。



“I think 〜” の場合と同様に、文末に付け加えてもオッケーです。

“Joe’s birthday was actually yesterday, I reckon…”

“The keys are in the second drawer, I reckon.”

I’m thinking of 〜

“I think of 〜” で「〜のことを思う。」「〜のことを考える。」の意味ですが、実際の会話となると、たいていの場合「(今)〜のことを考えている。」という感じで、進行形で使われる事がほとんどなので、ここでは、”I’m thinking of 〜” の形で覚えていきます。

image by Stocksnap

そしてさらに「〜」の部分は「〜すること」という感じで、”動名詞”が非常によく使われます。




“I’m thinking of setting up my own business.”

「私は自分のビジネスを立ち上げようかと思っています。」

“I’m thinking of studying abroad.”

「私は留学することを考えています。」

“I’m thinking of quitting this job.”

「私はこの仕事やめようかと思っております。」

“I’m thinking of buying some beers with this money.”

「私は、この金でビールを何本か買おうと思っています。」

自分でも今考えていることを、英語で声に出してみよう。

I don’t think

続いて否定文いっときましょうか。


例文

“I don’t think the colour of his jacket is really matching with his trousers.”

“I don’t think he is right.”

“I don’t think Matt is the one who has left the door open.”

“I don’t think Santa Claus will give me a present this year.”

“I don’t think she is really drunk. She is just pretending!”

 “I don’t think Daniel will be here on time.”


はい。ここでも一つ伝えておくべき重要なことがあります。

英語というのは、日本語と比べてみると、かなりダイレクトな表現が好まれる言語なので、文章のアタマのほうで、バシッと相手に伝えなければなりません。



例えば、上の最後の例文を、


“I think Daniel will not be here on time.” 


とすると、文法的には間違ってはいませんが、すごく伝わりにくいです

これでは、冷やされていないラガーを飲まされるのと同じで「ピキッ」としません。

“I think Daniel will be late.” 


だったらオッケーですが…

ということで、”I think” で始めて、その後で内容を否定する形は避けて、”I don’t think 〜” 「私は〜だとは思わない。」の形で、アタマから否定の表現をするように心がけましょう。


“I guess 〜 / I suppose 〜” (推定)

image by Michael Dziedzic

I guess 〜

「思う」の意味に含まれる中で、日本人にも馴染みがあって、”I think 〜” の次によく使われるのが、この “I guess 〜” を使った表現方法ですかね。アメリカ英語でよく使われると聞きますが、イギリスでも結構使われています。

感覚的には、「確かかどうかわからないけど、おそらくコレやろ。」みたいな感じの無責任フィーリングで使っていただいてオッケーです。



例文言っときましょう。

“I guess she comes from Uganda.”

“I guess he used to be a professional tennis player.”

“I guess she knows how to operate this machine.”

こんな感じで、ちょっとした「予想」的な文章を自分でも作って、声に出してみましょう。

I suppose 〜

“I guess 〜” の代わりによく使われるのが、 “I suppose 〜” を使った表現です。“I guess” と比べると、微妙にかしこまった感じのオーラを発しています… が、恐れる事なかれ!
ぜんぜん普通に使ってもらって大丈夫です。

”I guess“ よりも、微妙に長く脳ミソを使ってる感じですかね。でも、確信はない、みたいな。w

“I suppose his plan was a failure.”

“I suppose they will come back again.”

“I suppose everything is in the right position.”

“I suppose you are going to have to pay for it.”

“I presume 〜” と “ I assume 〜” の違い (さらなる推定) 

image by Michael Dziedzic

さて、“I assume 〜” は聞いた事があるけど、”I presume 〜” のことは、あまり知らないって人、ボチボチいるのではないでしょうか?

どちらも、「推定」なのですが、”presume” の方が推定の裏に、ちゃんとした根拠がある時に使われます。自分の推定にはしっかりとした理由があって「自信アリ!」のときには、思い切って “I presume 〜” ではじめてしまいましょう。


“I presume something serious has happened in the station, because I see the police everywhere.”


“I presume some of the eggs are now broken.”

ちなみに ”presume” は、副詞のカタチ “presumably” をとって使うこともできます。

例文をあげるとすると…

“Presumably, it wasn’t accident.”

“Becky was presumably taken to the hospital.”

一方で、”assume” の方は、証拠が裏付けされていなくても使えるので、どちらかというと “I guess 〜” や ”I suppose 〜” と同じような感覚で使っていただいてもらって結構です。

“I assume all the guests have left by now.”

“I assume this battery will last longer.”


何か根拠がある場合は、”I believe 〜” で説明。

image by Sammy Sander

“I believe 〜” は、根拠がある場合に使うっていうことで、”I presume 〜” と同じ感覚で使っていただいてオッケーですが、「信じる」という意味を持っているだけに、かなり主観的なニュアンスを持っています。

日本語訳で、「私は、〜を正しいと思う。」という訳を見たことがありますが、このカタチに毎回文章を当てはめるのは無理があるとはいえ、ニュアンスとしては、けっこう的を得ていると思います。

“I guess she is from Russia.” 


なんて聞くと、そりゃアンタ、スラッとしてて、パツキンってだけで判断してるやろ!ってな感じで、いくらでもツッコミようがありますが、

“I believe she is from Russia.”


 と言われると、おおっ、そうなんか。おそらくコイツには、ロシア人の友達かなんかがいて、俺はよくわかんねーけど、ロシア人の特徴を経験上よく知っているんやろな。ってことになります。

というわけで、「思う」に相当する英語表現は、まだまだたくさんありますが、はじめはこの辺からスタートすると、スムーズにスピーキングを自分のものにする事ができると思います。

とりあえず慣れるまでは、しばらくの間 “I think〜“ 一本だけでもオッケーです。

毎回言うように、ガンガン「アウトプット」していくことが何よりも大切です。

それでは、今日も頑張っていきましょう。

コンカズ

*この記事の英語バージョンは 👉 こちらから

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