英語汁 / Eigo-jiru

「嫌い」を英語でよく使われる順に覚える!《英語汁 第18号》



どうも コンカズ (@konkazuk) です 。

今回の記事では、「嫌い」の英語表現を見ていきます。

日常生活の中で、迫ってくる数多くの選択の機会。自分のにとって嫌なことを、うまく断れるようになるためにも、英語で「嫌い」の表現をいくつか使えるようにしておきましょう。

ちなみに「好き」に関する表現の記事は、こちらから 👉《英語汁第17号》

*このブログ記事の内容は、「独り言」で英語を話すことを前提としていますので、例文の主語は基本的にすべて、“I” か “we”、または “My [主語] ~” といった感じの、一人称ではじまります。



それでは見ていきましょう。

スポンサーリンク

「嫌い」の (直接系) 英語表現 

image by Jan Steiner

時と場合によっては、「嫌い」を伝えるのは「好き」を伝えるよりも難しかったりしますよね。表現の仕方によっては、相手を傷つけてしまう可能性もありますし… 

今回は、そんな部分も考慮に入れながら、使える表現を見ていきます。

I don’t like (My [主語] doesn’t like)  〜は好きじゃない。 


はい、トップバッターは、「好き」の英語表現の時と同様 “like” を使った表現です。

「嫌い」のレヴェルもかなりニュートラルな位置付けなんで、「私あんまり卵焼きは好きじゃないわ。」ってな感じで、日常で最もカジュアルに使うことができる表現となります。

というわけで、さっさと例文に入っていきますね。いつも通り、必ず声に出して読んでいってください。

I don’t like it.

( like it → ライキット *「ト」は無声音で、マッチを擦るような音。 )

I don’t like cats.

( 一般的に何かの「好き・嫌い」を表現するときは、その対象物を複数形で扱う。)

I don’t like his attitude.

I don’t like my shoes any more, because I’ve found out that quite a lot of people are wearing the same ones!!!

(これいい!と思って購入してみたら、いろんな人が着用してて、かぶってまうから結局NGやったというケースですね。w)

動名詞を使う場合だと…(〜するのは好きじゃない、〜でいる(状態)が好きじゃない。)


I don’t like walking in the rain.

I generally don’t like cooking.


I don’t like being watched while I’m eating.

(人が食べてる時にジーッと見られるのって嫌ですよね。)

I hate  〜が嫌いだ

はい。次に日常でよく使われる表現が、この ”hate” を使った表現ですね。

日本語ですと「憎む」って訳が一般的だと思いますが、日本で実際「憎む」って言葉を使う機会ってそんなにないのでは…

一方で、”hate” は英語圏の国では、かなり頻繁に使われるんで、そんなに強い嫌悪感がない時でも、カジュアルに「嫌い」って感じで使っていただいて構いません。



I hate carrots.

(先程の猫の場合と同様複数形ですよ!)

I hate myself.

(状況としては、同じ間違いを何度もやらかしてる自分に気がついた時とか、絶好の機会を逃してしまった時などに、”Gurrr! I hate myself!” と、自分に対してツッコミを入れる感じです。)

I hated the beginning of the movie.

I hate that sound.

I hate her because she is always late.

ちなみに “hate” は、全く同じ文章を言うにしても、”absolutely” や “totally” などの副詞を付け加えたり、また単純にあなたの “話し方次第で” 「嫌い」のレヴェルを最大限まで押し上げて伝えることができる便利な?ボキャブラリーでもあります。


尚、”I hate to do 〜, but” の形で、「誠に恐縮ですが」という訳を見かけますが、これもシンプルに言えば、「ホンマはこんなこと言いたくないんだけど…」「私の立場からこれを伝えるのは難しいんだけど…」ってことで「嫌いジャンル」に含まれます。

I hate to tell you this, but you are wearing your shirt inside out…

I hate to announce this, but today’s event has been cancelled.

I can’t stand  〜には我慢できない

image by Divvy Pixel


〜には我慢ならねぇ」って感じで、この表現も嫌悪感を表すのに頻繁に使われます。

ちなみにイギリス英語では、「アィキャ〜ントゥ」ではなく、「アィカ〜ントゥ」てな発音になります。



I can’t stand the noise she is making.

I can’t stand the smell.

I can’t stand him. He is simply annoying.

I can’t stand the fact that he hasn’t contacted her.

I’m allergic to  〜は大嫌いだ

これもよく使われる表現です。日本語で言うなら「〜に対してアレルギー反応を示す〜は受けつけられない〜は苦手だ大嫌いだ」とつながってくる感じですかね。

I guess they are allergic to each other.

(お互いがお互いを苦手としているケースですね。)

I’m allergic to 80’s pop music.

Don’t get near me! I’m allergic to kids!

(これはウチの子供が柔道を習ってた時に、その先生がみんなに好かれていて、子供たちが近寄ろうとすると、その先生がジョークで吐き捨てていたセリフです。)

I’m allergic to desk work.


とまあ、こんなところですかね。

他にも表現としては、「嫌い」のレヴェルが「中〜最大」ぐらいの ”dislike” “loathe”  ”detest” など数えたらまだまだ出てきますが、日常的にこれらを使うか?と言われたら、正直そこまで使う機会はないですかね… 

あなたがすごく恨みを自分に溜め込む人やったら、別かもしれませんが…  (あ〜 コワイコワイ w) 

ということで、この辺は、知識として意味がわかっている程度でよろしいかと思います。


「嫌い」の (間接系) 英語表現 

image by pasja 1000

「嫌い」にも、「そこまで嫌いじゃないけど、でもやっぱり好きではない」「まぁ、え〜けど。でもやっぱり…」てな感じで、“気が進まないレヴェルの嫌い” があります。


どれもよく使われる表現なんで、声を出して練習することによって、パリッと自分のモノにしておきましょう。

I don’t really like (My [主語] doesn’t really like)  〜をそこまで好きというわけではない。

はい。再び “like” を使った文章の登場です。

否定文の場合、 “like” の前に“really” を置いてやることで、「そこまで好きじゃない」というニュアンスで「嫌い」を伝えることができます。



I don’t really like the way it looks.

I don’t really like being in a crowded place.

The movie was great, but I didn’t really like the main actor, to be honest…

“particularly” を ”like” の前に添えてやっても、「特に〜が好きというわけではない」という感じで、同じようなニュアンスになります。

I don’t particularly like the design of this.

I don’t particularly like the colour of it.

ただし、前の ”really” の場合も同様ですが、“don’t” の前に置くと、全く反対の意味になってしまうで要注意!


I’m not really into  〜にそこまでハマってるわけではない。

これもよく使われる表現です。

相手が相手自身の好きなことを情熱的に語ってきた時とか、「ちょっとこれどう思う?」ってふってきた時に、「まぁ、構わへんけど、正直、特に好きってわけじゃないんだよね。」といった感じで、切り返す時に使います。

I’m sorry butI’m not really into this type of games.

(なぁこのゲーム、めっちゃ面白いねん。死ぬほどオモロイねん。一緒にやらへん!って見せられたら、実はあんまり自分の好きなゲームではなかった時に…)

I’m not really into partying, to be honest.

I’m not a big fan of  そこまで好きではない。 そこまで大ファンではない。

上の “I’m not really into” と同じぐらい頻繁に使われます。

使われるシチュエーションも先ほどと同じように、話し相手が熱く語ってきた時に、「あ〜それアカんわ。」とストレートにダメ出しを食らわすのは、ちょっと気が引けるという場合に、「いやぁ〜正直あんまり…」と言った感じで切り返せます。

I love the design of it, but unfortunately, I’m not a big fan of purple (or its colour)…  What a shame…

(デザインは最高なんだけど、色が紫ってのが、ちょっと僕には/私には… ってところですね。)

I’m not a big fan of spicy food, to be honest.

not my cup of tea  私の好みではない。

image by rw-studios


日本人の中には、聞きなれないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はかなりよく使われる表現です。

「いやぁ〜正直なところあんまりすきではないんだよね。」「あんまり得意分野ではないだよね。」って感じで使うことができます。

I’m sorry, but “acid jazz” is not my cup of tea.

It was just not my cup of tea.

Hollywood movies are not my cup of tea.


結局のところ “not my favourite” ってことですね。



他にも、「〜したいとは思わない」という感じの表現で、”I don’t fancy doing ~” や “I don’t feel like doing 〜“、他にも「ためらう」って感じのニュアンスで”reluctant”、 “hesitant”、“tentative” などのボキャブラリーを使って表現することもできますが、とりあえずは、非常によく使われる上の四つの表現を頭に入れておいてください。


てなわけで、今回はこんな感じです。


何度も声に出して例文を読み返し、それらを「」として覚えた後、今度は自分でも文章を考えてボソボソとしゃべってみましょう。

それではまた。

コンカズ

*この記事の英語ヴァージョンは 👉 こちらから

タイトルとURLをコピーしました