どうも コンカズ (@konkazuk) です 。
今回の記事では、「嫌い」の英語表現を見ていきます。
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日常生活の中で、迫ってくる数多くの選択の機会。自分のにとって嫌なことを、うまく断れるようになるためにも、英語で「嫌い」の表現をいくつか使えるようにしておきましょう。
ちなみに「好き」に関する表現の記事は、こちらから 👉《英語汁第17号》
*このブログ記事の内容は、「独り言」で英語を話すことを前提としていますので、例文の主語は基本的にすべて、“I” か “we”、または “My [主語] ~” といった感じの、一人称ではじまります。
それでは見ていきましょう。
「嫌い」の (直接系) 英語表現
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時と場合によっては、「嫌い」を伝えるのは「好き」を伝えるよりも難しかったりしますよね。表現の仕方によっては、相手を傷つけてしまう可能性もありますし…
今回は、そんな部分も考慮に入れながら、使える表現を見ていきます。
I don’t like (My [主語] doesn’t like) 〜は好きじゃない。
はい、トップバッターは、「好き」の英語表現の時と同様 “like” を使った表現です。
「嫌い」のレヴェルもかなりニュートラルな位置付けなんで、「私あんまり卵焼きは好きじゃないわ。」ってな感じで、日常で最もカジュアルに使うことができる表現となります。
というわけで、さっさと例文に入っていきますね。いつも通り、必ず声に出して読んでいってください。
I don’t like it.
( like it → ライキット *「ト」は無声音で、マッチを擦るような音。 )
I don’t like cats.
( 一般的に何かの「好き・嫌い」を表現するときは、その対象物を複数形で扱う。)
I don’t like his attitude.
I don’t like my shoes any more, because I’ve found out that quite a lot of people are wearing the same ones!!!
(これいい!と思って購入してみたら、いろんな人が着用してて、かぶってまうから結局NGやったというケースですね。w)
動名詞を使う場合だと…(〜するのは好きじゃない、〜でいる(状態)が好きじゃない。)
I don’t like walking in the rain.
I generally don’t like cooking.
I don’t like being watched while I’m eating.
(人が食べてる時にジーッと見られるのって嫌ですよね。)
I hate 〜が嫌いだ。
はい。次に日常でよく使われる表現が、この ”hate” を使った表現ですね。
日本語ですと「憎む」って訳が一般的だと思いますが、日本で実際「憎む」って言葉を使う機会ってそんなにないのでは…
一方で、”hate” は英語圏の国では、かなり頻繁に使われるんで、そんなに強い嫌悪感がない時でも、カジュアルに「嫌い」って感じで使っていただいて構いません。
I hate carrots.
(先程の猫の場合と同様複数形ですよ!)
I hate myself.
(状況としては、同じ間違いを何度もやらかしてる自分に気がついた時とか、絶好の機会を逃してしまった時などに、”Gurrr! I hate myself!” と、自分に対してツッコミを入れる感じです。)
I hated the beginning of the movie.
I hate that sound.
I hate her because she is always late.
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ちなみに “hate” は、全く同じ文章を言うにしても、”absolutely” や “totally” などの副詞を付け加えたり、また単純にあなたの “話し方次第で” 「嫌い」のレヴェルを最大限まで押し上げて伝えることができる、便利な?ボキャブラリーでもあります。
尚、”I hate to do 〜, but” の形で、「誠に恐縮ですが」という訳を見かけますが、これもシンプルに言えば、「ホンマはこんなこと言いたくないんだけど…」「私の立場からこれを伝えるのは難しいんだけど…」ってことで「嫌いジャンル」に含まれます。
I hate to tell you this, but you are wearing your shirt inside out…
I hate to announce this, but today’s event has been cancelled.
I can’t stand 〜には我慢できない。
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「〜には我慢ならねぇ」って感じで、この表現も嫌悪感を表すのに頻繁に使われます。
ちなみにイギリス英語では、「アィキャ〜ントゥ」ではなく、「アィカ〜ントゥ」てな発音になります。
I can’t stand the noise she is making.
I can’t stand the smell.
I can’t stand him. He is simply annoying.
I can’t stand the fact that he hasn’t contacted her.
I’m allergic to 〜は大嫌いだ
これもよく使われる表現です。日本語で言うなら「〜に対してアレルギー反応を示す」→ 「〜は受けつけられない」→ 「〜は苦手だ」→ 「大嫌いだ」とつながってくる感じですかね。
I guess they are allergic to each other.
(お互いがお互いを苦手としているケースですね。)
I’m allergic to 80’s pop music.
Don’t get near me! I’m allergic to kids!
(これはウチの子供が柔道を習ってた時に、その先生がみんなに好かれていて、子供たちが近寄ろうとすると、その先生がジョークで吐き捨てていたセリフです。)
I’m allergic to desk work.
とまあ、こんなところですかね。
他にも表現としては、「嫌い」のレヴェルが「中〜最大」ぐらいの ”dislike” “loathe” ”detest” など数えたらまだまだ出てきますが、日常的にこれらを使うか?と言われたら、正直そこまで使う機会はないですかね…
あなたがすごく恨みを自分に溜め込む人やったら、別かもしれませんが… (あ〜 コワイコワイ w)
ということで、この辺は、知識として意味がわかっている程度でよろしいかと思います。
「嫌い」の (間接系) 英語表現
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「嫌い」にも、「そこまで嫌いじゃないけど、でもやっぱり好きではない」「まぁ、え〜けど。でもやっぱり…」てな感じで、“気が進まないレヴェルの嫌い” があります。
どれもよく使われる表現なんで、声を出して練習することによって、パリッと自分のモノにしておきましょう。
I don’t really like (My [主語] doesn’t really like) 〜をそこまで好きというわけではない。
はい。再び “like” を使った文章の登場です。
否定文の場合、 “like” の前に“really” を置いてやることで、「そこまで好きじゃない」というニュアンスで「嫌い」を伝えることができます。
I don’t really like the way it looks.
I don’t really like being in a crowded place.
The movie was great, but I didn’t really like the main actor, to be honest…
“particularly” を ”like” の前に添えてやっても、「特に〜が好きというわけではない」という感じで、同じようなニュアンスになります。
I don’t particularly like the design of this.
I don’t particularly like the colour of it.
ただし、前の ”really” の場合も同様ですが、“don’t” の前に置くと、全く反対の意味になってしまうで要注意!
I’m not really into 〜にそこまでハマってるわけではない。
これもよく使われる表現です。
相手が相手自身の好きなことを情熱的に語ってきた時とか、「ちょっとこれどう思う?」ってふってきた時に、「まぁ、構わへんけど、正直、特に好きってわけじゃないんだよね。」といった感じで、切り返す時に使います。
I’m sorry but… I’m not really into this type of games.
(なぁこのゲーム、めっちゃ面白いねん。死ぬほどオモロイねん。一緒にやらへん!って見せられたら、実はあんまり自分の好きなゲームではなかった時に…)
I’m not really into partying, to be honest.
I’m not a big fan of そこまで好きではない。 そこまで大ファンではない。
上の “I’m not really into” と同じぐらい頻繁に使われます。
使われるシチュエーションも先ほどと同じように、話し相手が熱く語ってきた時に、「あ〜それアカんわ。」とストレートにダメ出しを食らわすのは、ちょっと気が引けるという場合に、「いやぁ〜正直あんまり…」と言った感じで切り返せます。
I love the design of it, but unfortunately, I’m not a big fan of purple (or its colour)… What a shame…
(デザインは最高なんだけど、色が紫ってのが、ちょっと僕には/私には… ってところですね。)
I’m not a big fan of spicy food, to be honest.
not my cup of tea 私の好みではない。
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日本人の中には、聞きなれないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はかなりよく使われる表現です。
「いやぁ〜正直なところあんまりすきではないんだよね。」「あんまり得意分野ではないだよね。」って感じで使うことができます。
I’m sorry, but “acid jazz” is not my cup of tea.
It was just not my cup of tea.
Hollywood movies are not my cup of tea.
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結局のところ “not my favourite” ってことですね。
他にも、「〜したいとは思わない」という感じの表現で、”I don’t fancy doing ~” や “I don’t feel like doing 〜“、他にも「ためらう」って感じのニュアンスで”reluctant”、 “hesitant”、“tentative” などのボキャブラリーを使って表現することもできますが、とりあえずは、非常によく使われる上の四つの表現を頭に入れておいてください。
てなわけで、今回はこんな感じです。
何度も声に出して例文を読み返し、それらを「型」として覚えた後、今度は自分でも文章を考えてボソボソとしゃべってみましょう。
それではまた。
コンカズ
*この記事の英語ヴァージョンは 👉 こちらから