どうも コンカズ (@konkazuk) です 。
「~にとって有利に働く」の日本語表現を英語にする場合は、”work in one’s favour” を使うと、文章が組み立てやすいです。
「有利」って言葉を聞くと、おそらくみなさんの頭に最初に浮かんでくるのは、”advantage” の英単語だと思います。
ところが、この単語を使って実際に文章を組み立てようとすると… 「なんかしっくりこない」というか、「スンナリいかない」というか… 少し頭の中で文章の構造を考える時間が必要となってきます。
そんでもって、実際にこの “advantage” が使われるのは、”take advantage of ~” の形で「〜の利点を生かす」とか、「〜につけ込む」の場合がほとんどです。
「~とって有利だ。」と「~にとって有利に働く」では、ニュアンスが微妙に違ってきたりしますしね。
work in one’s favour
そこで覚えておくと便利なのが、この”work in one’s favour” です。
この表現を頭に入れておくと、簡単に文章が組み立てられます。
ここに、いくつか例文をあげておきます。
The weather actually might work in your favour.
「実際のところ、その天気は君に有利に働くかもしれない。」
As a result, the fact that you had come late worked out in your favour, I guess.
「結果として、あなたが遅れてきていたことが、あなたにとって良い方向に働いたんだと思うよ。」
The situation will work in our favour!
「その状況は、私たちにとって良い方向に働くだろう。」
単純に「~とって有利だ。」にしたい場合は、”work” の代わりに “be動詞” を使って…
The fact that pound is falling is in your favour.
「ポンドが下がってきているのは、あなたにとって好都合だ。」
The chances are in our favour.
「その状況は、私たちにとって有利だ。」
ってな感じになります。
反対に「~にとって不利に働く」って文章を組み立てる場合は簡単です。
単純に “against” を使ってやればオッケーです。
前にあげた文章を、そのまま使ってみると…
The weather actually might work against you.
「実際のところ、その天気は君に不利に働くかもしれない。」
As a result, the fact that you had come late worked out against you.
「結果として、あなたが遅れてきていたことが、あなたにとって悪い方向に働いたんだと思うよ。」
The situation will work against us.
「その状況は、私たちにとって分が悪いものになるだろう。」
となります。
ということで、以上になります。
例文を声にだして練習したら、自分のヴァージョンでも文章を作ってボソッとつぶやいてみましょう。
それではまた。
コンカズ