どうも、コンカズ (@konkazuk) です。
「使い分ける」の英語表現をやっていきます。
日本語を、そのまま英語に直訳しようとすると、行き詰まってしまう場合が結構ありますよね。この「使い分ける」も、その部類に入ると思います。
「区別する」”distinguish” に置き換えてみても、なんか後に続けたい文章とうまくつながらなかったりとか…
そんな時は、もともと頭の中に浮かんできた「使い分ける」にスティックしながらも、文章の前後関係を考えて「場合によって〜を使う」みたいな感じで、ちょっと崩してやると、うまく文章が組み立てられる場合もあります。
というわけで見ていきましょう。
use … depending on 〜
はい。
この “use” と “depending on 〜” の組み合わせ、覚えておくとかなり便利です。
“depend on 〜“ は、「〜次第だ」という意味で普段から使っている人もたくさんいるとは思いますが、この ”depend” は現在分詞にして、主語を修飾するカタチで「〜(状況)によって」という副詞句として使うこともできます。
ニュアンスとしては「〜を使うけど、まぁ、〜な状況によるかな。」って感じで、途中でクッションが入る感じなので、文章で書く場合にはコンマを入れてください。
例文で感覚をつかんで、実際に使っていきましょう。
I use both olive oil and sesame oil, depending on what I cook.
「僕はオリーブオイルも胡麻油も両方使うよ、何を料理するかによるけど。」
➡︎ 料理によって「使い分けている」となりますよね。
I use a range of different types of makeup, depending on my mood of the day.
「私は、その日の自分の気分によって、あらゆる異なるタイプのメーキャップを使います。」
オッと… ちゃんと声に出して読まないとダメですよ!
I use HB, 2B and 3B pencils and sometimes 6B pencils, depending on how realistic I want my drawing to be.
「私は、どれぐらい自分のドローイングを写実的に仕上げたいかによって、HB, 2B そして 3B の鉛筆、時には 6B の鉛筆も使います。」
I use both Gibson and Fender, depending on what type of song I record.
「僕はどんなタイプの曲をレコーディングするかによって、ギブソンとフェンダーを使い分けています。」
I use several ways to commute to work, depending on the situation.
「私は状況によって、仕事の行き来の方法を使い分けています。」
I use multiple email addresses, depending on who I’m going to dealing with.
「私は、誰とやり取りするかによって、複数のメールアドレスを使い分けています。」
たまたまここでは「使い分ける」ということで “use” を使っていますが、動詞の部分は組み立てる文章によっては、何を当てはめてもオッケーです。
use … for different purposes
これも感覚的には、上でやった表現とほぼ同じです。
ただ、こっちの場合の方が文章の途中で息継ぎがない分、それらを何に使うか把握している感が強い感じがしますね。
I use pens and pencils for different purposes.
「私は目的によって、ペンと鉛筆を使い分ける。」
I use multiple types of soup stock for different purposes.
「私は料理によって、複数のタイプのだし汁を使い分ける。」
I use all of these cleaning sprays for different purposes.
「私は用途によって、これら全てのお掃除スプレーを使い分けています。」
I use three types of flour for different purposes.
「私は作るものによって、三つのタイプの小麦粉を使い分けています。」
I use different types of adhesive for different purposes.
「私は何を創造するかによって、異なるタイプの接着剤を使っています。」
I use multiple bank accounts for different purposes.
「私は目的によって、複数の銀行口座を使い分けています。」
change … to suit the occasion
ここでは、”use” という言葉は使われていませんが、「場合によって変える」という意味で「使い分ける」と同じ部類になります。
I change my makeup technique to suit the occasion.
「私はTPO (文章の中ではOだけですが) に合わせて、メイクのやり方を変えてます。」
I change my dress to suit the occasion.
「私は、状況に合わせて服装を使い分けています。」
I change my writing style to suit the occasion.
「僕は、場合によって書き方のスタイルを使い分けています。」
I change my hair style to suit the occasion.
「私は、場合によって髪型を変えています。」
I change the colour of my tie to suit the occasion.
「私は、状況に合わせてネクタイの色を使い分けています。」
とまぁ、こんな感じになります。
特に一番はじめの表現は、文章を組み立てながら使えるので、是非ともモノにしておきましょう。
それではまた。
コンカズ