どうも コンカズ (@konkazuk) です 。
「味が濃い」の英語表現。

ん?「濃い」って、ど〜やって食べ物の味の場合に、英語で表現したらええんやろ。
味が具体的に「しょっぱい (salty)」、「油っこい (oily/greasy)」などの英語表現は、おそらくみなさん知ってますよね?
ところが、ふと単純に「味が濃い」って言おうとした時に、密度が「濃い」 “dense” や、 色が「濃い」 “deep” などのボキャブラリーが頭の中でじゃまをして、すんなり出てこないって経験をしたことはありませんか?
なんのことはありません。
フタを開けてみたら、「あぁ、そっか。言われてみりゃそうやな。」ってレヴェルなんで、軽く目を通したら、独り言英語でさっさと自分のモノにしてしまいましょう。
strong
はい。
一番よく使われるのが、この ”strong” ですね。コーヒーなんかをイメージしてもらったら、わかりやすいと思います。
味が「濃い」=「強い」ってことになります。
“strong” よりもさらに上になると、「強烈」って感じで、”intense” ってボキャブラリーも使えます。
The cheese which I bought from the street market has got a strong taste and aroma.
「ストリートマーケットで手に入れたそのチーズは、味が濃くって、強い香りを放っている。」
This Czech beer has got a strong taste and that’s what I like it about!
「このチェコ産のビールはコクがあって、そこが僕の気に入っているところだ!」
The ginger was too strong, so my children couldn’t finish them.
「生姜が強すぎて、子供たちはそれらを食べ終えることができなかった。」
rich
「濃い」でも、どちらかと言えば、「豊か」ってニュアンスですね。コクのあるスープなんかを表現する際によく使われます。
This Tonkotsu noodle soup is rich in flavor.
「このとんこつラーメンのスープは、コクがある。」
The brownie is very rich, so I can eat only a half of it.
「このブラウニーは、味がとても豊かだから、半分しか食べられない。
Dark chocolate is good for you, because it’s rich in minerals.
「ダークチョコレートにはミネラルが豊富に含まれているから、体に良い。」

ネガティヴな文章だったら「重たい」ってことで、”rich” の代わりに ”heavy” なんかを使っても大丈夫ですよ。
I couldn’t finish the noodle soup. It was too heavy for my stomach.
「ラーメンの汁は終わらされへんかったわ。私の胃にはちょっと重すぎたわ。」

thick
クリームなんかを表現する時によく聞きますかね。濃度は “rich” よりも上回る感じです。
初心者レヴェルの方だと、おそらく何かの幅が「厚い」の意味で覚えているボキャブラリーだと思いますが、そのイメージをそのまま液体の中にブチ込んでもらったらいいと思います。
僕が抱いている「濃厚なクリーム」のイメージだったら、イギリスのデザートで、果物やスコーンなんかと一緒にでてくるクロテッドクリームかな?と思って検索してみたところ、やっぱり “thick” が表現に使われていました。
Clotted cream is a thick cream made by heating full-cream cow’s milk using steam or a water bath and then leaving it in shallow pans to cool slowly…
「クロテッドクリームは、全乳を蒸気や水浴で間接的に加熱し、浅い鍋に入れてゆっくりと冷やした濃厚なクリームである。」
Wikipedia/ウィキペディア
と言うわけで、以上になります。参考になってたら幸いです。
それではまた。
コンカズ