英語で表現

【ぼーっとする】を英語で表現すると… 



どうも、コンカズ (@konkazuk) です。

ぼーっとする」の英語表現をやっていきます。

ひらがなの「」を伸ばして「ぼーっ」って、すごい日本語表現ですよね。


何も考えずに「ぼーっ」とするなんて言ったりしますが、個人的にはあまり理解できないです。

何かに心を奪われてて、どっかに行ってしまってるから、客観的な立場から見て「ぼーっ」としてるように見えると思うんやけど..


ま、そんなことは置いておいて、さっさと流していきましょう。



いつもの通り、例文は必ず声に出して読んでいってください。

スポンサーリンク

preoccupied

image by Chirstoph Schutz

preoccupied” [priˈɒkjʊpaɪd] は、もうどっかに行ってしまっていますね。

「うわの空」になってる状態なので、他人から見たら確実に「ぼーっ」としています。


“occupy”「占める」を受け身にして「占められている」。それに “pre” 「前もって」がついて「前もって占められている」となります。

つまり「あなたが話しかける前に、私の心は何かによって占められて(奪われて)しまっていますよ。」ってことになります。




Hey, are you listening (to me)? 
「ちょっと!(私の話) 聞いてる?」

Oh, I’m sorry. I was totally preoccupied.

「あ、ごめん。完全にぼーっとしてたわ。」


I was too preoccupied to hear my daughter calling my name.
「ぼーっとし過ぎてて、娘が自分の名前を呼んでる声なんて聞こえへんかったわ。」


You have been preoccupied these days. What’s wrong with you?
「なんかここ最近、自分ぼーっとしてるけど。どないしたん?」


Mark was preoccupied with the thought of applying for a new job.
「マークの頭の中は、新しい仕事に申し込むことでいっぱいだった。」


absent-minded

image by Cole Stivers

僕がイントロで話した「何も考えていない」のと、「ぼーっとして」いることは同じではないという意見は、残念ながらこの “absent-minded” というボキャブラリーによって見事に否定されています。w 


心が不在になっている」➡︎「ぼーっとして」です。


She is often absent-minded and not listening to you even though she nods to what you say.
「たとえあなたの言ってることに返事してても、彼女はよくぼーっとしていて聞いてない時があるよ。」


My dad seems to have been absent-minded since yesterday.
「なんか俺のオヤジは昨日からぼーっとしてるみたいやわ。」


I was totally absent-minded when I hit my head against the corner of the fridge.
「冷蔵庫の角にアタマをぶつけた時、私完全にぼーっとしてたわ。」


The goal keeper was absent-minded when somebody shot the ball.
「誰かがシュートした時、ゴールキーパーはぼーっとしてた。」


daydream

image by Arek Socha

daydream” を動詞として用いると ”pre-occupied” と同じような状態になります。


”preoccupied”の場合は、心配事なども含まれますが、”daydream” の方はどちらかというと「楽しいこと」を空想している状態です。

私も時々 “daydreaming” している所を人に発見されてしまいますが、ただぼーっとしてるというよりは、何かアイデアを思いついてニヤニヤしてるところを捕まってしまうんで、ちょっと恥ずかしいですね。


ま、「ぼーっと」しているのに違いはありませんが…


What are you daydreaming about? The customer is calling you!
「何ぼーっと考えてんの? そのお客さんあなたを呼んでるわよ!」


She had said her job was so boring that she couldn’t stop daydreaming.
「彼女は、自分の仕事が面白くなさすぎて、ぼーっとせずにいるなんて無理や言うてたわ。」


Sorry, I was just daydreaming.
「ごめん、ちょっとぼーっとしてたわ。」


He is perfectly daydreaming and doesn’t seem to know that his boss is right in front of him.
「彼は完璧にデイドリーミングをキメてて、自分のボスが目の前にいることにも気づいていないようだ。」


space out

image by Kristin McGill

さぁ、ここからはスラングの領域に入って参ります。


“space” は、ご存知の通り「宇宙」「空間」って意味なので、そっちの方に行っちゃってるんだろうってのが、想像しやすいと思います。


be spaced out” で「ぼーっとする」は、ネイティブの口からよく耳にする表現です。



I was too spaced out to be aware of what was going on.
「ぼーっとし過ぎてて、何が起こってるかなんて気付いてなかった。」


I sank into the sofa and was kind of spaced out.
「自分はそのソファーにすわって、なんかこう、ぼーっとしてた。」


Marcus was tired and feeling pretty spaced out.
「マーカスは疲れてて、かなりぼーっとした感じだった。」


I only managed to have two hours of sleep and was totally spaced out this morning.
「私、2時間しか睡眠とられへんかったから、今朝完全にぼーっとしてたわ。」


zone out

image by Melanie Andersen

zone out” も “space out” と同様、スラングです。


昔、娘に「今日は、学校どうやった?」って聞いたら、”I was mostly zoning out today.” って返事が返ってきて、”zoning out” の意味はようわからんけど、感覚的に「エキサイティングなことでもあったんかな?」と思って “good!” サインで返し、その後意味を調べてみたら…


集中力が無くなって、ぼーっとする。」w


アカンやんけ!!! w 💦



ちなみに「居眠りをする」時にも、この表現は使えます。


* “space out” との違いは、受け身使用ではないところです。


I was completely zoning out when he was calling me.
「彼が呼んでいた時、私は完全にぼーっとしていた。」


We were totally zoning out during his speech.
「彼がスピーチしている間、私たちは完全にぼーっとしていた。」


I start to zone out whenever he talks about his cooking skills.
「ヤツが自分の料理の腕のことを話すときはいつでも、頭がぼーっとし始める。」


I just zoned out and missed my stop.
「ちょうどぼーっとしてて、降りる駅を逃した。」





というわけで、今回はこんな感じになります。

みなさん、ぼーっとして読んでて、声を出すのを忘れていませんでしたか? w



それではまた。


コンカズ

タイトルとURLをコピーしました